2008年6月3日火曜日

仏教用語 「人間」

言うまでもなく、これをご覧なってる皆さんの事であり、又これを書いてる私のことでもあります。これも仏教語です。ここで皆さんに質問です。
人(ひと)と人間(にんげん)の違いってわかりますか?
辞書で「人間」を調べますと「人」と書いてありますし、「人」を調べますと「人間」と書いてあります。
現在では全く同じ意味として使われてるんですね。
しかし、仏教語としての「人間」には「人」と違い「間」の字が付いてます。その意味する所と言うのは、人々の間、つまり人々が住んでる所の意味があると言う事です。「人」と言うのは、人々が住んでる世界(人間)があって初めて「人」として生きていけるわけです。つまり、「人」と「人間」は切り離せないものと言う事で、同じ意味になってしまったわけですね。
これからも、一蓮托生の我々が住んでるこの世界を大切にするのはもちろん、これをご覧なってる皆さんとの間、ご縁(人間)も大切にして行けたらと思っています。

                                   (プロジェクト副委員長)

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