2008年7月28日月曜日

苦楽しい、厳優しい

小説を書くのは苦楽(くるたの)しいと遠藤周作さんは言っていました。
楽しいことには苦しさが伴うものなのだと思います。
同じように優しさにも厳しさが伴っていると思います。
厳優(きびやさ)しいということです。(勝手につくった言葉です)

最近マスコミを賑わせている事件等を見ると、楽しいだけ、優しいだけ、片方に偏っているような気がしてなりません。

2008年7月25日金曜日

落款

書道の先生より消しゴムで作った落款を頂きました。
早速使ってみました。
遊び心が通じる書面などで使いたいと思います。

2008年7月19日土曜日

坊主いらず

兵庫県加古川市の法徳寺にはロボット和尚がいます。
住職不在の時でもこのロボット和尚がお経のテープに合わせて木魚を叩きます。
檀家さんからも評判がよく大活躍しているようです。

  


   

2008年7月18日金曜日

木魚(もくぎょ)

木の魚と書いて木魚(もくぎょ)。お寺でみたことがあると思いますが、これは魚なんです。
もともとは、丸い形ではなくて細長い魚の形をした大きな板だったのですが、使いやすくするために丸くなりました。
なぜポクポクとたたくのか?
魚はまぶたがなく、眠るときも目を開けたままなので、昔の人は魚というのは眠らないと思っていました。眠らないでいつも頑張っているんだと思われていたんです。
そこで、お坊さんは修行などで疲れて眠たくなった時に、魚を木に刻んでそれを叩き修行に励んでいたようです。
他にも下の写真のように竜が向かい合って1つの玉を加えている木魚もあります。



         ↑竜の頭   ↑玉    ↑竜の頭

2008年7月17日木曜日

夏のプチ修行参加者募集中

先日海士町を訪れているフランス人8名(高校生~大学生)を対象にプチ修行を行いました。
フランスを漢字で表すと「仏」。お寺修行は欠かせませんね(笑)。

プチ修行では写仏などを実施。下の写真は参加者の男性が写仏したものです。
自分のお願い事を書くように伝えましたが、「海士町を守ってください」と書いてあり驚きました。


来週は中学生を7月末と8月には学童の子どもたちにプチ修行を行います。
プチ修行を行いたい方はお早めにお申し込みください。

2008年7月14日月曜日

雲従竜 風従虎

雲従竜 風従虎  (雲は竜に従い、風は虎に従う)

竜が唸ると雲が生じて、虎がほえると風が生じる

意味
 似たもの同士がお互いを感じあうこと

ほんとうに心が通じ合うとは、すぐ側にいるということではなく、どんなに離れていようと、心はいつでも離れずに側にあるものです。
目に見える相手との距離ではなく、目に見えない心の距離を大切にしたいものです。

どんなに離れていても、なぜが近くに感じるような人はいませんか?

2008年7月9日水曜日

ゲシュタルトの祈り

私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。

私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。

そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。

私は私。あなたはあなた。

でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。

たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。


フレデリック・パールズ

2008年7月5日土曜日

レゾン・デートル

仏教に詳しい方ととても有意義な時間を過ごすことができました。
車の中での数十分の会話でしたが、お互い思っていること、考えていることがとても似ており、奥深い話ができて嬉しくなりました。
島の自然と仏教などについて、そしてこれから島が生き残っていくためにはどうすればよいのか、どこに“存在意義”を見出すのかで話が盛り上がりました。そしてほとんどの話しが結局は仏教につながっていきました。(笑)
しばらく海士にいらっしゃるということなので、また話をしましょうと約束して分かれました。

2008年7月3日木曜日

すればするほど人がよってくるものは?

すればするほど人がよってくるものはなんでしょう?

すればするほど人が離れていくものはなんでしょう?

よってくるものは失敗談で離れていくものは自慢話だそうです。

2008年7月2日水曜日

人が死んだらなぜ悲しいの?


修行時代に聞いた話です。

身近な人が亡くなるとどうして我々は悲しくなるのでしょうか?

人が悲しくなる理由は色々とあるでしょうが、その人の為にこれまでしていた自分の役割というものがなくなるからなのです。生きていれば当たり前のように、その人の為にしてあげたことがあります。例えば、ご飯を作ったり、話をしたり、お風呂を洗ったり、洗濯をしたりなどなど。亡くなってしまうとそれらが消えてしまうのです。だから我々は悲しくなるのです。

しかし、その役割は続けることもできます。仏壇にご飯や好きな食べ物をお供えしたり、心の中で話しかけてみたりできるのです。

もう一度自分の役割というものを考えてみてはいかがでしょうか。今かかわりのある人に対して、そして身近に亡くなった人に対しても。

2008年7月1日火曜日

ムカデ注意報

うつらうつらしていたら、足に妙な感触が・・・。大きなムカデであった。慌てて飛び起きムカデを退治。ふくらはぎの上を噛まれてしまった。蚊にさされたように腫れあがってきた。じりじりと痛む。梅雨の時期に時々あらわれるムカデ。子どもの頃目の上を噛まれて大きく腫れたことがあった。調べてみるとムカデには一対の鋭い顎があり、その先端部分から毒がでるようです。 この時期ムカデには注意です。