2008年8月30日土曜日

「せっかち」は心筋梗塞になりにくい

いつも読んでいる会報で面白い記事を発見!!!
これまでの定説が覆った。

日本人の男性で、せっかち・怒りやすい性格傾向の人はのんびりとした人よりも心筋梗塞などになりにくいと厚生労働省の研究班が発表した。欧米では全く逆でせっかちな人ほどリスクが高いのに。

研究班の教授は「日本は協調性を大事にする社会のため、温和なように振る舞っている人の中に、感情を押し殺してストレスをため、発症の危険を高めている人がいるようだ。一方、せっかちで怒りっぽい傾向が強い日本人男性は、酒を飲むことなどによってストレスを発散させているのではないか」と話している。

因みに日本人の女性については、欧米と同じ結果である。

40~69歳の男女8万6000人を対象に平均で11年半も追跡した結果だけに間違えはないでしょう。

2008年8月27日水曜日

リンカーンはアメリカンコーヒーを三杯飲んだ

テレビで「鬱」という漢字の覚え方を放送していました。

以下の言葉を覚えると「鬱」という字も簡単にかけます。
 
  “リンカーンはアメリカンコーヒーを三杯飲んだ” 




「リン」は真ん中を空けて林を2つ書く

「カーン」は真ん中に缶を書く

  「は」は、上の字の下に ワ を書く

「アメリカン」は 米という字を斜めにして書く

「コーヒーを」は 米という字をコの字で囲み、その下に ヒ を書く

「三杯飲む」は  三本線を書く

書けましたか?


ちなみにこの「鬱」という字はマイナスの意味にとられがちですが、草や木が勢いよく繁っている状態も意味します。力みなぎってエネルギーが溢れていることも「鬱」というのです。

2008年8月24日日曜日

爆発的に売れている本!?



「当店で今、爆発的に売れてます!!」
当店とは青山にあるリブロ。この言葉に惹かれてしまい購入。

著者の内田樹(うちだたつる)は思想家で合気道の武道家でもある。
著者のブログ(人気のブログです)

どのようにこの世の中を生きていけばよいのか、その知恵を紹介しています。
賛同できない部分もあったりはしますが、著者の考えには納得させられることも多い。
凝り固まった頭をやわらかくしてくれるかも。
ちょっと疲れ気味の人にはお薦めです。

2008年8月22日金曜日

仏教用語 「うろうろする」

行き先が定まらない時や、どうして良いかわからない時に、落ち着きなく動きまわる様子の事ですね。
私も、仕事がちょっとでも忙しくなると何から手を付けて良いかわからず、いつも部屋の中をうろうろしております。お陰で、いつまで経っても仕事が片付きません。

さて、この「うろうろする」も仏教語です。漢字を当てると「有漏有漏する」です。
「漏」と言うのは、次から次へと漏れて来る煩悩の事を指します。
つまり、「有漏」とは煩悩が有る状態を言うわけです。
ちなみに、さとりを開くと漏れ出す煩悩と言うものが無くなるわけですから、さとった状態の事を「無漏(むろ)」と表現する事もあります。

プロジェクト副委員長 H.K 

2008年8月21日木曜日

サルスベリ/百日紅



東京のとあるお寺の境内に百日紅が咲いていました。沢山の花をつけ主張しあっていました。
花言葉を調べてみると「雄弁」。ぴったりあっているような気がします。

百日紅はどんどん花を咲かせていき、花期が長く百日も花を楽しむことができるということで、この名が付いたそうです。花の色は白もあります。


花の少ない夏を強烈に彩ってくれていました。

2008年8月19日火曜日

プチ修行おつかれさまでした。

今日は、早朝5時よりお勤め。そして写経と説法を行いました。
7時前に高速線欠航との放送があり、修行のお客様は朝のフェリーで帰ることになりました。
修行後は朝食をとり、せっかく隠岐に来ているので観光もということで島内を案内しました。

先程フェリーで帰られました。
今回は時間も短くちょっとハードスケジュールでしたが、我々僧侶にとってもよい修行となりました。

2008年8月18日月曜日

関西より来島

関西に住む女性の方よりお申し込みがあり、今日プチ修行を行いました。
朝の高速バスに乗り、午後のフェリーで来島。到着後は夕食。そして19:00から22:00までみっちりと修行を行いました。礼拝行に念仏行そして法話を行いました。

明日の午後の高速船で帰られるようですが、明日は風も強くなり波は3メートルの予報。高速船は欠航しそうな感じです。そうすると朝のフェリーに乗らなければなりません。
欠航しないとよいのですが・・・

2008年8月15日金曜日

20年振りの再会

20年振りに幼馴染みの二人と再会。高校を卒業して以来であった。
仕事をするようになってからできた友達とは違うものを感じた。
それは何かと考えてみた。
喧嘩をしたりいっしょに馬鹿ばっかりしていた友達。大人になってからの友達と違うところは損得など抜きにして打算のない付き合いであったからだと感じた。

幼馴染みと会って話をしても、なにか通じるものがある。それが楽しかった。

ただ無心で遊んでいた時を懐かしく感じ、そして同時に何も考えずに付き合える友達の大切さ痛感した。

2008年8月12日火曜日

森山直太郎/生きてることが辛いなら

歌詞について色々と議論を呼んでいるようですが、とてもよい曲でした。
死というものと向き合うことは、「今を生きる」ことにとって大切なことだと思います。

久しぶりに出合ったよい曲でした。
最後まで歌詞をじっくり聴いてみてください。

生きてることが辛いなら/森山直太郎

2008年8月11日月曜日

悪いことはするな、よいことをいっぱいしなさい。

小さなコップに水を入れ一握りの塩を入れて飲みます。塩水となり飲めないです。
例えば東京ドームぐらいの大きな水槽に水を入れ同じように塩を入れて飲みます。こちらは薄まってしまい水は飲めます。

生前に悪いことを行うと地獄に行くといわれています。
しかし同じように悪いことをしても地獄に行かない人もいます。

なぜでしょう?

良いことを沢山行っている人は、器が大きくなり、もし悪いことをしてしまったとしても上のように薄まってしまうのです。
小さなコップのような人は、いいことをあまりしていないので、塩辛くなり地獄に落ちてしまいます。

悪いことをしないようにと思っても、過ちをしでかすことはあります。だからよいことを沢山行うように心がけましょう。

以下、仏教の極意です。

  諸悪莫作 しょあくまくさ   
  衆善奉行 しゅぜんぶぎょう

 意味:「悪いことはするな、よいことをいっぱいしなさい」





参考文献 ひろさちや著『和尚になった泥棒』 手の平いっぱいの塩 (探求社)

2008年8月10日日曜日

as if の法則

サラリーマン時代に上司から言われた忘れない言葉があります。
「平社員なら自分が係長、課長だと思って仕事をしなさい。」
「課長なら自分が部長だと思って仕事をしなさい。」

結果がどうであれ、そのように思っていくと自分自身の行動などにも気をつけるようになっていきます。

as if(まるで~のように) の法則というものがあります。
そのように振舞えばそのようになる。
始めはそのように振舞ってもうまくいかないこともありますが、あきらめずに続けること。そうすればそのようになっていくということです。

誰がみても課長の器ではないのに、課長になりしばらくすると課長らしくなっていきます。
「自分は○○なんだ」と強く思い、それになりきっていく。そうすれば自分の発言、立ち振る舞いなどもそのようになっていくものです。もちろん礼節を忘れてはいけませんが。

とても有り難い上司の言葉でした。
今は高僧のように振舞っております(笑)

2008年8月6日水曜日

施餓鬼会


8月7日(木)は西方寺で施餓鬼会法要が行われます。

施餓鬼会とは?

お釈迦様の弟子の一人の阿難尊者が瞑想しているときに餓鬼が現れて次のように言いました。
「お前の命はあと3日、死んだ後は、我々のいる餓鬼道にいくことになる」
驚いた阿難尊者はどうしたら救われるのか餓鬼に尋ねました。
すると餓鬼は「無数の餓鬼や修行している人に飲食を施せ。そうすれば餓鬼は飢えから救われて、その功徳(くどく)によってお前も救われる。さらにお前は功徳によって幸福と長命を得ることができる」と言い消えていきました。

阿難尊者はお釈迦様にどうやって餓鬼へ飲食を施すのか教わりました。そして言われた通りに行い阿難尊者は救われ寿命を延ばすことができたのでした。
これが施餓鬼会のはじまりとされています。そして餓鬼だけでなくご先祖様や無縁の諸々の精霊を供養したり、自分の福徳延寿(ふくとくえんじゅ)を願うようになりました。




<補足>
仏教では人は死んだら六道輪廻の世界に生まれ変わると考えます。
どこの世界に生まれ変わるかは生前の行いで決まるとされています。

六道輪廻の世界
 (苦しみの多い順です)
1.地獄道
2.餓鬼道(飢えや渇きに苦しめられている世界)
   昔、子どもたちはよく腹を空かせていたのでガキと呼ばれるようになりました。
3.畜生道
4.修羅道
5.人道
6.天道

この六道輪廻の世界はいずれも悩み、苦しみの絶えない世界です。
仏教はそれらの世界から脱出(解脱)することが目的なのです。

2008年8月4日月曜日

夏にお寺でプチ修行 参加者募集中



島内だけでなく島外の方からもプチ修行のお申し込みやお問い合わせがあります。
本格的に修行して自分を見つめなおしたい人、あるいは観光もしながらちょっとお寺で修行体験してみたい人など色々です。一人からでも行っておりますので気軽にお問い合わせ下さい。
この夏に日常からちょっと離れ、自分の心と向き合ってみてはいかがでしょうか。

4年に一度来島

先週土曜日から大学の後輩が家族で遊びにきました。海士町は4年ぶり。いつもオリンピックがあるときに海士に来ています。
今日はカヤックや釣りなどをして楽しみました。カヤックはとても楽しかったと言っていました。夜は隠岐牛店へ。おいしい隠岐牛とても満足していました。






「神妙に」と言ったらいつも合掌する小学校1年生のリョウスケ君でした。

2008年8月1日金曜日

子どもたちのプチ修行


昨日は子どもたち総勢15名のプチ修行。
本堂にお念仏の声が響き渡りました。
阿弥陀様も子どもたちの大きな声に驚いていたことでしょう。

修行後は、もう一人の僧侶と次のプチ修行の打ち合わせ。
お経を唱えたり、写仏を行ったり、法話を入れたりしていますが、次回はこれまでとはちょっと違う修行をしていくことに決定。
次がまた楽しみです。