2009年5月20日水曜日

地球にやさしい???

エコポイントにエコカーなどなど、最近はエコという言葉がうんざりするぐらい氾濫しています。また「地球・環境にやさしい」という宣伝文句もあふれています。

でもエコって一体何なのでしょうね?

最近のエコについてうなずけることを書いている本がありました。
以下どうぞ。

最近は「地球にやさしい」とか「環境にやさしい」などと、気持の悪いことを言う人が多い。私に言わせれば、そんなことを平気で口にする奴ほどやさしくない。打算ときれいごとの極みだからだ。
だいたい地球にやさしいとは何事か?人間は地球にやさしくできるほどエライ存在ではない。話は逆で、人間がこんなに自然を破壊しながらも、地球がまだやさしくしてくれているから、われわれは生きていられるのだ。やさしさなどという言葉をそうやたらに使うべきではないし、そんな資格もない人間がやさしさを求めるのはおかしい。
  
     (PHP新書 川北義則著 「人間関係のしきたり」より引用)

本当に環境のことを考えている人は、いつも自然に、さりげなく実践しているような気がします。環境にやさしいからとかそういうことはまず言わない。そして強要もしていないように感じます。

今あるものをできるだけ無駄なく大切に使わせて頂くことがエコだと私は理解しています。

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