2010年8月16日月曜日

してあげる幸せ

幸せは3つあると言われています。

1.してもらう幸せ

2.できる幸せ

3.してあげる幸せ

最も大きな幸せは

 3.のしてあげる幸せです。

相手が喜ぶ姿を見ると、自分の喜びへとつながっていきます。

夏休みあとわずかですが、これから実家に帰省される人、今帰省中の人も

ついついしてもらう幸せに偏りがちですが、してあげる幸せもお忘れなく。

2010年8月15日日曜日

極楽の風

13日・14日とお檀家さんの家へお参りに行ってきました。

色々と着こんでいる為、お経中は滝のように汗が流れます。

大汗をかいている私を見てか、後方より団扇や扇風機などから

心地よい風が届いてきます。

拝みながら、これが「極楽の風」なんだと感じました。

お檀家様、ありがとうございました。

2010年8月10日火曜日

8月のことば

傷ついて、いろいろなことに敏感になっている
ということは弦楽器の弦がピーンと張られたような
状態と同じだからちょっとでも引けばビンビン聞こえて
くるっていう、そういう状態で生きていた方がはるかに
いろいろなものをキャッチできると思う

              (演出家 蜷川幸雄 談)

繊細で敏感な状況こそ色々な物を吸収できるチャンスです。
ここで得られたものは生きていくうえで大きな財産になるのです。

2010年7月29日木曜日

仏様はほどけ様

仏様の眼をよく見てみると半開きの状態になっています。
我々は外ばかりに眼がいってしまいますが、仏様は眼を半眼状態にすることにより外も内も見ることができるのです。

眼をカッと見開き外の様々な情報をいつもキャッチしているのが現代人です。
常に外ばかりみているので、心や体は緊張状態になっています。

リラックスというのは、緊張がほどけることを言います。
ただダラーっとするということではなく
半分は外へ、半分は内に仏様のようにほどけることが本当のリラックスだと
思います。


お寺での修行はこのようなリラックスを得るためでもあるのです。
お寺にお参りしたり、お経を聞いたりして気分が落ち着いたり
心地よく感じるのは、うまくほどけている証拠なのです。

仏様のように、時にはほどけて、内をみていきましょう。
そうすると必ずいろいろな気づきが生まれてきます。
内なる眼を育てる力もどうぞお忘れなく。

2010年7月27日火曜日

ちびっこプチ修行開催

29日(木)午前中に毎年恒例の子どもたちのプチ修行が行われます。
今年で5年目となります。
一生懸命にお経を読む子どもたちの姿は仏様のようですよ。

2010年7月7日水曜日

キョロロロロロロ~

最近裏山から夕方になると
「キョロロロロロロ~」と
不思議な鳥の鳴き声が聞こえてきます。

そういえば以前詳しい人から教えてもらったことがあって
その鳥の名前は確かアカショウビン。
ネットで鳴き声を調べてみると、やはりアカショウビンでした。

真っ赤な口ばしで、体全体も赤く
夏になると日本に渡来する渡り鳥だそうです。

鳴き声付きの動画をyoutubeから探しましたのでどうぞ。



夕方にこの鳴き声を聞くと、少し涼しくなるような気がします。

2010年7月3日土曜日

7月のことば

今月のことばは
浄土宗から送られてきたポスターに書いてあったものです。




思い通りと言う名の道はありません。
ないのにいつでもその道を探そうと一生懸命になっているのが我々です。

「思い通りという、道はない。」

この言葉をいつも抱いていれば
現実をあるがままに受け入れることができるのではないでしょうか。

2010年7月1日木曜日

火車



友人に薦められた「火車」という本。
著者は宮部みゆき。

彼女の作品の中では一番知名度のある作品だとか。
単なるミステリーではなく、社会の闇の部分を
うまくあぶり出している作品でした。
約600ページの長編小説ですが、それを気にさせずに
一気にのめり込ませる著者はお見事です。

最後の終わり方などは…すごいです!!!
是非是非読んでみてください。

以下本のカバーより引用
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して--なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。

2010年6月29日火曜日

オール・オア・ナッシングな世の中

サッカーワールドカップ日本代表の話。

あれほど大会前は岡田監督のことを酷評しておきながら
今は、岡田はすごいと手のひらを返すような発言。

オールオアナッシング的傾向を強く感じないでしょうか?

うまくいかないとすぐ相手を全否定
うまくいけば今度は受け入れる

中間がなくて、0か100かで考えてしまう。
そしてそういう思考に周りも流されてしまいがち。

見る側ももっと大人な見方をしないといけない。
確かに負け続けていたが、その中でもよいプレーなどはあったはず。
結果は重要だが、すべてそこだけに集約されてしまうと中間はなくなってしまう。

これは人間関係にも言えること。
仲がよい相手は○、そうでない相手は×。
嫌いなところもあるけど、こういうところは好きという発想がない。

60点、70点ぐらいやある程度の人との距離感でもOKと言える心の余裕を
誰もがもっていないとますますこの世の中は殺伐とするに違いない。

2010年6月2日水曜日

6月のことば

いくら先を見つめたって、そんなところに未来はない。

未来を見たければ、自分たちの過去を探しなさい。

過去の失敗の泥の中に、未来を開く“鍵”がある

(「ひらめき」の設計図 久米 是志著)



著者の久米是志氏はホンダを世界企業にした社長。
上の言葉は、久米氏が設計に行き詰まっていた時に
当時の副社長藤沢武夫氏が伝えた言葉です。

未来は見えなくてわからないもの。
過去の中にこそ未来を切り開いてくれる「何か」がきっと
あるはずです。
6月という月は、今年残り半分をどう設計していくのか
もう一度見直してみる月だと思っています。
これまでの自分の来た道を振り返りながら残り半年の
未来を切り開いていきましょう。