2010年5月31日月曜日

たださらさらと水の流るる


岩もあり 樹の根もあれど

さらさらと 

たださらさらと

水の流るる


「岩や木の根のような煩悩やしがらみの娑婆世界にありながら
 その中に埋没せず、さりとて超然ともせず、空、無の境地で
 水が流れるように、あるがままの姿で生きるという意味です」


上は、山崎豊子の小説「不毛地帯」の中で僧侶が主人公に伝えた古歌です。

色々な問題や壁・悩みにぶつかったり、からまったりもしながら
それでもただ水は流れています。
この水の流れは心の流れ。

起こってしまったことや先のことを考えすぎていませんか?

心はたださらさらと流れるものです。

その流れを止めようとしたり、逆らおうとしたり、無理に流れを変えようとすると
苦しくなるのです。

この流れに身を任せてみませんか。

♪♪あ~あ~川の流れのように♪♪

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