2008年9月2日火曜日

仏教用語 「油断」

「油断」とは気を許して注意を怠る事ですね。
大般涅槃経(だいはつねはんぎょう)というお経には、このように書いてあります。

ある主人が、自分の臣下に、油がいっぱい入った鉢を持たせ、沢山の人がいる中を歩かせたそうです。その後ろに、刀を持った兵士を付かせ
「もし、一滴でもこぼしたのなら、己れの命を断つぞ」と脅しながら歩かせたそうです。
その油の鉢を持った臣下は、しっかり鉢を持って、なんとか無事言われる所まで歩き切ったそうです。この故事から「油断」と言う言葉が出来たそうです。

「油断大敵」「油断は怪我の基」とにかく、みなさん油断には気を付けましょう。

(副委員長 H・K)

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