2008年11月10日月曜日

自己中な世の中

講演を聴いているときの出来事。

講演途中に20代後半の男性が入ってきた。
私の隣は空席がありそこに彼は座ろうとしてこちらに向かってきた。
その空席へ行くには、私の前を通らないと座れない席。
座っていると通路が狭いため、私が立って移動しないと通れない状況であった。

彼は私の前を強引に通り抜けようとした。私は立って移動し彼は通ることができた。しかし、「すみません」も何もない。講演途中にも彼は出ようとした。その時も何も言わずに強引に私の前を通ろうとした。私は立って移動し、彼はまた通ることができた。その時も何の言葉もない。ただ私をチラッとみただけ。

「すみませんぐらい言え」と喉もとまででかかったが、講演中でもありぐっと我慢。
そういえば出張で東京に行ったときも電車の中で足を踏まれたが、すみませんも言わない人がいた。足が痛く睨んでしまったが、その時も相手はちょっと頭を下げるだけだった。

世も末だなと思う出来事であった。
「先生、世も末ってなんですか?」と学生より聞き返されたと大学教授が嘆いていた記事を思い出した。(笑)

自分さえよければよい。他人のことは関係ないのか。
「そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ」が流行った理由もうなずけるような気がした一日であった。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

そうなんです、ほんとにゆゆしきことだと思います。
40〜50代の立派な大人ですらそういう人います。
都会特有の現象だと思うのですが。
というよりそうであってほしいです。

スタッフ さんのコメント...

コメントありがとうございます。
確かに大人でもそういう人がいますね。
基本的なことだと思うのですが・・・