礼は「れい」ではなく、「らい」と呼びます。
いちじさんらい、いっとうさんらい。
これは仏教の言葉で、写経をする際、一字書くごとに三度の礼を、仏像を彫るときも、一刀刻むごとに三度の礼をする姿勢のことです。
これを実際行うと大変な時間がかかりますが、大切なことは「させていただく」という感謝の気持ちを持つということです。
写経をするのではなく、写経させていだだく。何も写経や仏像を彫るときだけにかぎりません。例えば、仕事をさせていただく、修行をさせていただくということなのです。そして自分はさせていただくことによって生かされているんだということを日々忘れないようにしたいものです。
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