2008年9月3日水曜日

堪忍土(かんにんど)

仏教ではこの世を「娑婆」(しゃば)世界といいます。
「娑婆」という言葉は「忍耐」を意味するサンスクリット語サハーの音写です。意味の上では忍土、堪忍土と訳されました。つまり、この世界は苦しみの多いところで、じっと耐え忍ぶ場所であると仏教では考えます。親鸞上人はこの世を「生死の苦海」とも言っています。

この世の中はじっと堪え忍んで生きる世界でもあります。
堪忍のできないリーダーがここ数年日本をひっぱっていたような気がするのは私だけではないでしょう。

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