仏教では、人は死んでから六つの世界のどこかに生まれ変わると考えられています。
その世界の中で一番苦しみの多い世界が「地獄」です。
そしてこの地獄は炎によって身体を焼かれる熱地獄と寒さに苦しむ寒地獄とに分けられます。
ここではよく知られている熱地獄について説明していきます。
熱地獄は八層からなっており、地下約5万キロにあるとされています。
上から
等活(とうかつ)地獄
黒縄(こくじょう)地獄
衆合(しゅうごう)地獄
叫喚(きょうかん)地獄
大叫喚(だいきょうかん)地獄
焦熱(しょうねつ)地獄
大焦熱(だいしょうねつ)地獄
*無間(むけん)地獄
となっており、これは苦しみの少ない順でもあります。
*絶え間ない苦しみが襲ってくる時は「無間地獄だ!」
と言って日常でも使うことがありますね。
地獄にも刑期があるのですが、
一番苦しみの少ない等活地獄でさえ1兆6600億年という気の遠くなるような期間です。
この間は苦しまなければいけません。
絶対行きたくないですね~!
次回は等活地獄について説明します。
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