人間関係などで心が揺れると、人は頭のなかでいろいろな計らいごとが浮かんできます。「自分の悪口をいっているに違いない」「きっと怒っているに違いない」「どうせ私なんで嫌われているのだろう」などなど。そしてそれらが頭にこびりつきマイナス思考から身動きがとれなくなります。
仏教ではそのような計らいごと、想像をするなと考えます。そして同時にプラス思考もするなと言っています。
マイナス思考は過去のこと、プラス思考は将来のこと、先のことを推測、想像しているのに過ぎないからです。プラス思考、マイナス思考とも悩みを生む原因となるのです。
だから大切にすることは、今現在をありのままに受け入れて、この瞬間に生きていくことなのです。世は無常なのですから。
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