2011年1月6日木曜日

死に近づいた

門松や冥土の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし

これは有名な一休さんの作った歌です。

門松とは正月を指します。
一里塚というのは、
昔の道は、一里毎に旅行者の目印として塚(土盛り)がありました。
それが一里塚と言われるものです。

意味としては、

正月が来て、めでたい、おめでとうと言っているが
一年経過したということは、みな冥土の世界に近づいたということだ。
それのどこがめでたいのか。

まさにその通りです。
生あるもの必ず死ぬのです。
生きているということ自体、冥土に向かって旅をしているということなのです。
そして一日一日我々は死に向かって進んでいます。
だからこそ今を大切に生きていきましょう。

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