2011年3月3日木曜日

冬きたりなば春遠からじ

3月に入りそろそろ春らしい天気を期待していたのに
また冬に逆もどり。外はうっすら雪化粧です。

「冬きたりなば春遠からじ」

一日一日のつみかさねが春を呼ぶのかもしれません。


以下、坂村真民さんの詩です。

つみかさね

一球一球のつみかさね
一打一打のつみかさね
一歩一歩のつみかさね
一座一座のつみかさね
一作一作のつみかさね
一念一念のつみかさね

つみかさねの上に
咲く花
つみかさねの果てに
熟する実

それは美しく尊く
真の光を放つ


ほころびないもの

わたしのなかには
生き続けている
一本の木

わたしのなかに
咲き続けている
一輪の花

わたしのなかに
燃え続けている
一筋の火

ものみなほろびゆくもののなかで
ほころびないものを求めてゆこう
人それぞれになにかがある筈だ

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