2008年8月11日月曜日

悪いことはするな、よいことをいっぱいしなさい。

小さなコップに水を入れ一握りの塩を入れて飲みます。塩水となり飲めないです。
例えば東京ドームぐらいの大きな水槽に水を入れ同じように塩を入れて飲みます。こちらは薄まってしまい水は飲めます。

生前に悪いことを行うと地獄に行くといわれています。
しかし同じように悪いことをしても地獄に行かない人もいます。

なぜでしょう?

良いことを沢山行っている人は、器が大きくなり、もし悪いことをしてしまったとしても上のように薄まってしまうのです。
小さなコップのような人は、いいことをあまりしていないので、塩辛くなり地獄に落ちてしまいます。

悪いことをしないようにと思っても、過ちをしでかすことはあります。だからよいことを沢山行うように心がけましょう。

以下、仏教の極意です。

  諸悪莫作 しょあくまくさ   
  衆善奉行 しゅぜんぶぎょう

 意味:「悪いことはするな、よいことをいっぱいしなさい」





参考文献 ひろさちや著『和尚になった泥棒』 手の平いっぱいの塩 (探求社)

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