2016年4月2日土曜日

知恩・感恩・報恩


お釈迦さまは、人が絶対に忘れてはならないことは「恩」だと説いております。

恩は、「因」 という字と「心」という字に分けることができます。

いまこうやって生きている原因は何なのか、なぜ今の私があるのかを心でよく考えること、

つまり、してもらったことを思い出すというお陰さまの心です。


知ることができれば (知恩)

感謝の念が沸いてきます (感恩)

そして感謝の念が沸けば、今度はそれに報いる気持ちが生じます (報恩)


恩に感謝できる為には、まず恩を知ることからはじまります。

しかし、人間は、人に色々としてあげたことを思い出すことは得意ですが

人にしてもらったことを思い出すのは不得意な生き物だと思います。


今日一日を振り返ってみると、人から何をしてもらいましたか?

ご飯をつくってくれた、挨拶してくれた、話をきいてくれたなどなど

意外と沢山あるのではないでしょうか。

一日の終りには、してもらったことを思い出し、まず知恩することをしてみませんか。





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