私たちを悩ませ苦しめている心の働きを「煩悩」と言います。 「煩悩の犬は追えども去らず」と言われるように人間の心にまとわりつくものです。そんな煩悩とどう付き合っていくのか、煩悩のかたまりであるわたくし、和尚と考えていきましょう。
2013年9月2日月曜日
両肩に何か見えますよ~
人は生まれると、両肩に倶生神(ぐしょうじん)と呼ばれる神がつくと言われています。
倶生神は男女に分かれており、右側の肩には女性の神が、左側には男性の神がつくとされています。
そして、女性の神は悪行を、男性の神は善行を死ぬまで記録しつづけるのです。
死後、その記録は閻魔様へ報告されるので、嘘をついてもすぐわかってしまうのです。
誰も見ていないからと、悪いことをしても必ず倶生神がみています。
嘘をついて閻魔様に舌をぬかれないように。
2013年8月22日木曜日
子どもからのするど~い質問
お寺の掲示板に次のような言葉が書かれているのを見て、ドキッとしたことがあります。
小学生からの質問です。
「子どもはやがて大人になるけども、大人はいったい何になるの?」
夏の間でも、子どもは様々な経験をして大人の階段を着実に登っています。
では大人は何になるのでしょうか?
おじいさん?
おばあさん?
骨?
そういうことではありませんね。
いくつになっても自分としっかり向き合っていかなくては・・・
小学生からの質問です。
「子どもはやがて大人になるけども、大人はいったい何になるの?」
夏の間でも、子どもは様々な経験をして大人の階段を着実に登っています。
では大人は何になるのでしょうか?
おじいさん?
おばあさん?
骨?
そういうことではありませんね。
いくつになっても自分としっかり向き合っていかなくては・・・
2013年8月16日金曜日
栴檀(せんだん)と南縁草(なんえんそう)
昔、インドに栴檀(せんだん)という木があり、その根元には南縁草(なんえんそう)という汚い草が沢山生えていた。あまりにも汚いのでその草を刈り取ると、栴檀の木が枯れてしまった。
調べてみると、栴檀は南縁草を肥やしにして成長し、南縁草は栴檀から落ちてくる露によって育っていることがわかった。
これは、落語「百年目」の中ででてくる噺です。
このような関係はちょうど泥中と蓮の関係に似ていますね。
蓮は泥中にあり、美しい環境ではありません。しかしそこからでも栄養素を吸収して成長していき、汚れのない綺麗な華を咲かせます。
お互い支えあいながら成長している素晴らしい関係なのですが、、ついつい相手のことを忘れたり、邪魔者にてしまったり、感謝の心を忘れてしまうのが、煩悩多い人間なのです。
蓮や栴檀を自分に置き換えてみて考えてみてはいかがでしょうか。
あなたにとっての泥中や南縁草はなんでしょうか?
2013年8月1日木曜日
お寺でのプチ修行
●7月6日(土)
今年も海士の小学校4年生を対象に2泊3日の通学合宿が行われ、最終日に朝早くからお寺でプチ修行を行いました。
●7月23日(火)
毎年恒例の放課後児童クラブ「あまっ子」に参加している子どもを対象にプチ修行を行いました。
(1回目)
●8月20日(火) 10:00~11:00
2回目が行われます。
今年も海士の小学校4年生を対象に2泊3日の通学合宿が行われ、最終日に朝早くからお寺でプチ修行を行いました。
●7月23日(火)
毎年恒例の放課後児童クラブ「あまっ子」に参加している子どもを対象にプチ修行を行いました。
(1回目)
●8月20日(火) 10:00~11:00
2回目が行われます。
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