2010年6月29日火曜日

オール・オア・ナッシングな世の中

サッカーワールドカップ日本代表の話。

あれほど大会前は岡田監督のことを酷評しておきながら
今は、岡田はすごいと手のひらを返すような発言。

オールオアナッシング的傾向を強く感じないでしょうか?

うまくいかないとすぐ相手を全否定
うまくいけば今度は受け入れる

中間がなくて、0か100かで考えてしまう。
そしてそういう思考に周りも流されてしまいがち。

見る側ももっと大人な見方をしないといけない。
確かに負け続けていたが、その中でもよいプレーなどはあったはず。
結果は重要だが、すべてそこだけに集約されてしまうと中間はなくなってしまう。

これは人間関係にも言えること。
仲がよい相手は○、そうでない相手は×。
嫌いなところもあるけど、こういうところは好きという発想がない。

60点、70点ぐらいやある程度の人との距離感でもOKと言える心の余裕を
誰もがもっていないとますますこの世の中は殺伐とするに違いない。

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